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【要約】あっという間に人は死ぬから【佐藤舞】

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大人になると時間の流れが速く感じませんか?

このままだとあっという間に人生が終わってしまうのではないかと不安に思うことがあります。

この本は後悔しない人生を送りたいと考えている方にお勧めの本です。

この本の著者の佐藤舞さんは、時間術に関する本を色々と読み漁りました。

なるほどとは思うものの、これは根本的な解決はされていないのではないかと疑問を感じて

生き方、死に方、幸福、時間に関する本を読み漁り、ご自身の体験を通してこの本のタイトルにもある人生の時間を食べつくすモンスターの正体と倒し方を紹介した初めての本です。

このブログでもこの本のポイントをご紹介させていただきます。

気になった方はオーディブルの聞き放題対象作品にもなっていて、キャンペーンで全編無料で聞けたりしますのでぜひお試しください。

黒ブル

それでは紹介スタート!

効果的な時間術について

この本の序盤に筆者の佐藤舞さんは時間術の本を読み漁ってきた中で効果的だなと感じている手法をいくつか紹介してくれていますのでその中のTOP3をご紹介しています。

実際に取り入れてみると時間の効率化が進みます。

時間の効率化 TOP3

3位 NOと言う
(自分の価値観に反する頼み事は断るようにする)

2位 優先順位をつける
(やることを書き出して優先順位をつける。突発的な出来事が起きてもこの優先順位を基準に判断を行う)

1位 タイムボクシング
(1日のやることを書き出すだけでなく1日の時間割を書く) 

1位のタイムボクシングは、この時間になったらこのタスクを行うと決めておきます。

イーロンマスク、ビルゲイツも使っているのがタイムボクシングです。

1日のうちに次は何をやろうかなと考えている時間は意外と多いものであらかじめ決めた時間通りにタスクを始めると効率化できるそうです。

ある検証ではタイムボクシングをやらないで週60時間労働を行うのと同等な成果をタイムボクシングを行えば週に40時間で達成できるという結果がありました。

約30%以上の時間効率化が図れているので、残業にお悩みの方などにもおすすめかもしれません。

筆者の佐藤舞さんもタイムボクシングを実際に行い高い効果を感じており、本書では図解で
筆者のタイムボクシング表が紹介されていました。

上記を試すと時間を効率的に使うことはできるようになると思います。

ただ、それをやったところで根本的な解決にはならずいくら表面上の効率化に成功しても
別の根本的な理由で人生はどんどん浪費されてしまうんです。

次の章では、人生の浪費の正体。時間を食べつくすモンスターの存在についてご紹介します。

黒ブル

時間を食べつくすモンスター!?

時間を食べつくすモンスターの正体を暴く

早速ですが、人生の浪費の3つの正体についてお伝えします。

それは、死、孤独、責任の3つに対する不安です。

人はこの3つの不安から逃れるための回避行動をすることに大半の時間を浪費してしまうことがわかったのです。

死の不安:人はいつか必ず死ぬという不安から逃れるために目の前のことに夢中になるとこの不安から逃れることができます。

死の不安の回避行動:ワーカーホリック(仕事中毒)になり私生活を削ってまで働くようになる人もいる。そのほか、ゲーム依存やアルコール依存やポルノ依存など現実逃避のための時間を費やしてしまうこともある。

孤独の不安:孤独になりたくないという恐怖心から周囲の人に依存するようになり、過剰に意識や確認をしたりすることで不安から逃れようとする。

孤独の不安の回避行動例:パートナーの浮気を疑い、不安を感じたり確認をしようとしたりすることに時間を費やす。また、なんとなく寂しいからという理由で人と一緒にいる時間などもここに含まれる。

責任の不安:自分の人生の選択や存在意義を自分で決めてそれが失敗したらどうしよう。
自分の人生に責任を持つことの不安。

責任の不安の回避行動例:他人に決めてもらうことで責任を回避する。そして他人の評価によって一喜一憂する。他人の評価に一喜一憂というのは地位や名声やお金、現代風に言うとSNSのいいねやフォロワー数など他人軸から見た時に良いとされるものに固執するようになる。

この目には見えない大きな3つの不安から逃れるために人間は多くの時間を昔から浪費してきてしまっています。

すべてではないにしても当てはまるなと感じる方もいらっしゃると思います。

でも人生に不安はつきものです。どうしていけばいいのでしょうか?

孤独、死、責任などの不安と向き合うには?

不安というのは、人類が原始人くらいの時から「この茂みの奥からサーベルタイガーがでてきたりして」「これ毒があるかもしれないけど食べて大丈夫なのかな?」

など不安を感じることにより危機回避を行う本能があり、その名残で不安が消えないと言われています。

また難しいのが不安を考えないようにしようと意識をすると、かえって考えてしまうようになります。

本書ではシロクマの実験といって被験者にシロクマのことを考えないようにしてくださいと意識づけをするとかえって考える人が増えたという検証結果の例を挙げていました。

黒ブル

じゃあどうしたらいいのー!?

それは不安を消し去ろうとするのではなく、うまく付き合っていくという考え方にするといいそうです。

例えば、あなたがバスの運転手だとします。目的地にむかって走らせていると不安乗客が「やめてやめてそっち行かないで」などと言って泣いたりしています。

この不安乗客はあくまでイメージで人生の目的地に行こうとしているあなたを不安縛りにして時間を浪費させる思考のことだと思ってください。

この不安乗客はむりやり席から降ろそうとするとさらに泣き叫んで気になる存在になってしまいます。

そうではなく、席をしっかり与えてあげてそっとしておく。運転者のあなたはこんな乗客もいても仕方ない、まあ中にはいるだろうくらいの気持ちでそのまま目的地に向かって走り続けるというイメージで不安と共存しながらも支配はされないようにしていきましょう。

自分の本当の価値観を知る

ここまでは孤独、死、責任などの不安に縛られて、現実逃避などの回避行動やモヤモヤと思い悩み続けるなど悪い時間の使い方についてご紹介してきました。

では人生の限られた時間というのは何に使うようにすると有意義なのか?

それは自分の本心、価値観に沿って正直に生きていくことです。

自分の価値観。というのは他者から見てこういうことしてたらいい感じに見えるだろうなーというものとは違います。

「豪華な暮らしぶりをSNSでアピールして褒められたい」とかの他者からどう思われたいかという基準ではなく、自分自身はどう過ごしたら幸福なのか?ということをみつけてそれに時間を使うようにします。

価値観て言われてもなと思う方は本書で、自分の価値観を掘り下げるワークを紹介しているので本当は本書を読んでそのワークに取り組むのが1番いいです。

価値観を知るヒントは2つあって、「過去の困難な体験」と「子供のころに夢中になったこと」を思い出すことです。そこで学んだことや感じたことが今のあなたの価値観に大きく影響しています。

価値観に沿った目標に向かって行動する

自分の価値観がわかったら、次は自分自身がやりたいことやこうなりたいという自分像を元にして目標を立てます。

価値観はイメージなので具体的ではないためそのままにしておくと達成されることはありません。

目標を立てるためには価値観に沿った自分になるためにはどういう行動を取っていけばいいのかと想像をします。

例えば、会社に縛られずに自分の時間でフリーランスとして働いて年収600万円稼ぎたい。

というのを目標に立てた場合、自分の時間て何時~何時がいいと思っているのか?

年収600万ということは月に50万円稼ぐことになるので、そうなるためには何のサービスを提供することをしていけばいいか、自分には何ができるのか?

など考えたり、勉強したりが必要ですよね。じゃあこうなるために1日〇時間勉強しようとか、準備に時間を使おうとか。

あるいは、庭もある1軒屋に住んで子供が3人くらいいて犬か猫も飼って幸せな家庭を築きたい。というのが自分の本心からの願いだった場合。

この場合だとまずは将来像が共有できるパートナーをみつけることが最優先になると思います。

その後、将来像にたどり着くためにはお金のことを始め、どこに住むのかなどのライフプランのすり合わせや考えて、行動することも多くなってくるでしょう。

人によってそれぞれの目標が立てられると思います。目標がたったら達成のために1日1日の行動面に落とし込んでいって実行していきます。

やること、やらないことを自分の中で納得した状態で決めておいて、空いた時間には自分の価値観にそったやりたいことをやる。不安回避の現実逃避はやらないことにすると決めておきます。

それが充実した時間の使い方ということになります。

まとめ 本書を実質無料で読む方法

この本は自分の時間を有意義に過ごすヒントが詳しく紹介されています。

うまく不安と共存して、自分自身がこうありたいと思える未来のために行動できるようになる本なのでぜひ一度読んでみてください。

この記事では紹介しきれなかった詳細な点やいい話がまだまだたくさんあります。

また、本を実質無料で読みたいという方は下記のリンクから無料期間中のうちに本を読み終わってプラン解約すると実質無料で読むことができます。
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ちなみに僕はオーディブルを継続活用していて月会費を払っていますがすごいコスパのサービスだと思っています。

今でも続けて色んな本を通勤時などに聴いていますので移動時間も楽しいです。

なのでまたこれはいい本だ!と思う本を見つけて当ブログでご紹介させていただきますのでよろしければブックマークなどしていただけると大変嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

黒ブル

またねー!!